お酒の何が悪いんだ!?
あなたはお酒は好きですか?
・ビール
・焼酎
・日本酒
・ウィスキー
などなど。
飲めない方にとっては”飲むだけで具合が悪くなってしまう飲み物”かもしれませんが、大好きな人には堪らない飲み物ですよね♪
お酒を飲むことによるメリットはというと、
”リラックス効果”
これに尽きるのではないでしょうか。
これはアルコールが”理性の座”とも呼ばれる大脳新皮質の働きを鈍くします。
それに伴って感情や衝動、食欲、性欲などの本能的な部分を司る大脳の働きが活発になることで精神のが高揚、元気が出てくるというわけですね!
…なのですが。
量や頻度が高ければダイエットの天敵となってしまうのは言うまでもありませんよね(/_;)
今日はお酒を飲む事によるデメリットのお話をしたいと思います。
お酒を飲むことによるデメリットはいくつかあります。
〇筋肉(タンパク質)を分解してしまう
アルコールを摂取すると、人の体はコルチゾールというホルモンを副腎皮質から分泌します。
このコルチゾールは別名”ストレスホルモン”とも呼ばれ、心身がストレスを受けた際に急激に分泌されるものなのです。(気持ちはリラックスしていても内臓がストレスを受けているんですね…)
筋肉を分解し、脂肪として身体に蓄えようと働くのです。それではダイエットとは真逆の方向に行ってしまいますよね…
また、タンパク質の合成速度(身体づくりのスピード)も低下します。
理由は明確で、アルコールもタンパク質も分解に肝臓が働くのですが、タンパク質の分解に割く労力が減ってしまうからなんです。
〇カロリーが高い
食品を購入する時に、少し知識のある方は”成分表示”を見て三大栄養素のバランスやカロリーの表記を確認するかと思うのですが…
お酒って三大栄養素の量の割にカロリーが高く感じませんか??
上の画像はとあるゼリーの成分表示です。
炭水化物が約12g、脂質とタンパク質が0gでカロリーが48kcalですね。
これに対して、アルコールはどうでしょう?
下の画像がとあるビールの成分表示です。
糖質(炭水化物)、タンパク質、脂質量の割にカロリーが高くないでしょうか?
普通に計算すると
・炭水化物(糖質)3.0g×4kcal=12kcal
・脂質0g×9kcal=0kcal
・タンパク質0.4g×4kcal=1.6kcal
12+0+1.6=13.6kcal
?????
計算が合わない(; ・`д・´)
30kcalほどの差はどこに行ったのでしょう…
このギャップがアルコールそのもののカロリーとなります。
また、アルコールは度数が強ければ強いほど高カロリーになってしまうんです。
なので、単純に糖質を含むかどうかの比較をするだけなら
”日本酒やビールよりもハイボールの方がいい”と言われますが、ハイボールにもしっかりとカロリーが含まれているんですね!
しかもアルコール度数は結構高いので、カロリーも決して低くないです。
〇内臓を疲労してしまう
アルコールを分解する際に肝臓が働きます。
肝臓はずっと働いている臓器ですが、寝る前にアルコールを摂取すると寝ている間も休むことなく分解するために働かせ続けることになってしまいます。
しっかりと肝臓を休めることで摂取したタンパク質の合成を高めたり、翌日の内装の疲れを残さないようにしてくれるので、しっかりと休ませてあげましょう!
コミュニケーションツールの一つでもあるお酒ですが、やはり飲みすぎは良くないですし、計画的に摂取しなければいけません。
人付き合いと同じように、アルコールとも上手に付き合っていきましょうね!