お腹を引き締めるということ
タイトルの
”お腹を引き締めるとうこと”
男性・女性、年代問わず、誰もが気になる内容かと思います。
真っ先に思い浮かぶのが、お腹周りのお肉(脂肪)を落とすために、なにが効果的なのかを考えますよね?
そのために食事制限をしたり、腹筋を鍛えまくったり…
だが、それが全然長続きせずに結果は出ない。
やっていることは間違いじゃありません。
腹筋を鍛えることは適度に割れたメリハリのある身体作りには必要ですし、食事もある程度コントロールしなければ脂肪が落ちていきませんからね。
食事に関しては、別の記事でも書かせていただいているので、今回は割愛します。
まず、お腹を引き締めるために目を向けて頂きたいのは、
”腹筋の鍛える場所”です!
”腹筋を鍛える”というと、シックスパックと言われる
”腹直筋”のトレーニングを思い浮かべる方が非常に多いのですが、ウェストを引き締めたい方が鍛えるべきは、”腹直筋”以上に”腹横筋”や”内腹斜筋”と呼ばれる場所なんです。
ここから、各腹筋群の働きなどについて解説していきますね。
・腹直筋
もっともポピュラーな腹筋の筋肉であり、ここの割れ目が見える人はとても引き締まっているように見えますよね。
働きとしては”脊柱の屈曲”といって、身体を丸める動きの中で作用する筋肉です。
胸郭を引き下げることで呼吸を吐きだす動きのサポートをしている筋肉でもあります。
・腹横筋
腹部の周りを覆っている筋肉で、お腹の中の腹腔内圧(呼吸の中で、腹部内の空気圧を高めること)のコントロールをしています。
また、内臓を支えているので、お腹をポッコリとさせたり、お腹を引っ込めさせる働きがある筋肉です。
筋肉ではあるのですが、大きく何かを動かすことで働く筋肉ではなく、呼吸の吐き出す局面で主に働いている筋肉となります。
・外腹斜筋、内腹斜筋
腹部の側部にある筋肉です。
この筋肉は、肋骨に付着しているので、しっかりとトレーニングすることで肋骨の過度な開きを抑える効果もあります。
脊柱の側屈(身体を横に曲げる動き)や回旋(身体を横に捻る動き)に関与している筋肉なのですが、外腹斜筋と内腹斜筋には以下のような特徴があります。
1、右側屈時…右の外腹斜筋と内腹斜筋が働く
2,左側屈時…左の外腹斜筋と内腹斜筋が働く
3,右回旋時…右の内腹斜筋と左の外腹斜筋が働く
4,左回旋時…左の内腹斜筋と右の外腹斜筋が働く
回旋時には反対側の外腹斜筋が働くので、鍛えたい部位を明確にする際には要注意です!
腹横筋は腹直筋のように表にある筋肉ではなく、指などで触ることの出来ないインナーマッスルです。
主に呼吸(腹式呼吸)を行う際に活動する筋肉なので、深い呼吸やドローインなどで鍛えることができるのです。
腹横筋は外力に反発するように働くので、ベルトなんかを閉めるとそれに抗うように内側から力が入ります。また、内臓を内側に戻すようにも力が働くため、ぽっこりお腹が引っ込むようになるわけです。
また、外腹斜筋と内腹斜筋を鍛えることで肋骨を引き締め、バストより下を細く見せる効果が期待できます。
この筋肉を鍛えるためには、呼吸を意識した”プランク”や、ツイストのクランチなんかが有効となります。
男性も女性も、見た目の変化を付けたい方は積極的に鍛えましょう!