加圧などの血流制限はダイエット向きか?

 

 

血流制限トレーニングというものをご存知でしょうか?

 

血流制限トレーニングというのは、世間一般で”加圧”といわれているトレーニングのことを指します。

 

”加圧”という言葉は商標登録されており、”KAATSU JAPAN”という団体が加圧トレーニングの資格を取り扱っています。

 

血流制限のトレーニングを取り扱っている団体は日本では3団体あり、

 

KAATSU JAPAN

BFRトレーナーズ協会

・VRC

 

 

それぞれ使用するベルトや機械などが違うのですが、やっていることや考え方には大きな違いはないようです。

 

 

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レーニングの説明を行う前に”成長ホルモン”について簡単に説明したいと思います。


成長ホルモンは脳下垂体から分泌されるホルモンであり、名前の通り身体の成長や変化に主に関わってくれるホルモンです。


・骨や筋肉の成長

・脂肪の代謝など

 

に寄与してくれます。


成長ホルモンは20代くらいまでは活発に出るのですが、その後は加齢とともに分泌量が減っていきます。年々自分自身で分泌する努力が必要となって来る訳ですね!


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血流制限トレーニングのやり方ですが、


”腕”もしくは”脚”に専用のベルトを巻き、その圧力を調整します。

苦しくならない程度に血流制限をしながら筋肉に適度な負荷を与えることで、身体が血液を多く流そうとします。


血液を多く流そうとするので、血圧が上昇し成長ホルモンが2倍から多い人で200倍近くUPします。(個人差はあります、血圧の高い人は医師の承諾を得てからトレーニングを行うのがよいでしょう)



成長ホルモンは脂肪を減らす効果をはじめ、身体の中でコラーゲンを生成してくれます。

 

コラーゲンが生成されることで細胞同士が接着剤の役割をはたす、

 

”FCM”(エクストラセルラーマトリックス)が強くなり、アンチエイジング効果が期待できます。

 

ダイエット、程よい筋肉の引き締め、アンチエイジングと…

 

これは女性にとって必要不可欠と言っても良いほど、向いているトレーニングだとは思いませんか!?



また、低負荷の刺激(重たいものを持ったりしなくても)効果を発揮するので、怪我の予防やリハビリとしても抜群の効果を発揮します。

ちなみに、血流制限トレーニングの始まりはリハビリ用のトレーニングとして考案されたことからなんだそうです!

 


まさに効果的なトレーニングと言っても過言ではありませんね('Д')!


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レーニング前には安全を配慮し、適切な負荷の調整を行うことが不可欠です。


・必ず有資格者の下でトレーニングを行うこと。

・いきなり重いものを持つようなことはしないこと。

・運動レベルに合わせたトレーニングを行うこと。

・気分や体調が悪くなったらすぐにトレーニングを中止すること。

 

 

効果的なトレーニングとはいえ、健康を損ねないようにしましょうね♪